早めの対策がおすすめ

遺伝にもいろいろな種類がありますが、良い部分だけではなく良くないところが遺伝することも珍しくありません。女性は乳首がへこんでいる陥没乳頭で悩んでいる人も多くなっていますが、陥没乳頭も遺伝しやすいとされています。遺伝なら仕方がないとあきらめている人もあるかもしれませんが、陥没乳頭を放置していると乳腺炎の原因になることもありますし、将来の授乳に影響が出てしまいます。妊娠が発覚してからでは治療が難しくなることもありますので、陥没乳頭への対策は早めにしておくことが大切です。
まず、遺伝性の陥没乳頭も人により症状が違います。軽度の場合は、治療を受けなくても自力で治せる可能性がありますので、まずは自分でできる努力をしてみてはいかがでしょうか。刺激を与えると乳首が露出する場合は軽度であるといえますので、マッサージや専用の器具などで改善を目指してみましょう。この場合も無理矢理に引っ張り出そうとせず、無理のない範囲で根気よく続けることが大切です。

医療機関による治療も考える

陥没乳頭を放置していると、乳首が陥没したまま授乳を行わなくてはならない可能性もあります。重度の場合は医療機関の治療で良い結果が期待できますので、まずは診察を受けてみましょう。重度の症状だと判断されれば保険適用で安く手術を受けることができます。陥没乳頭のままで授乳をする場合は、まずはマッサージをして赤ちゃんが吸いやすい環境を整えておくことも大切です。そして、乳首だけではなく乳輪全体をくわえさせるようにすると、陥没乳頭でも授乳しやすくなります。
授乳の前に少し搾乳しておくことも乳首を柔らかくして、赤ちゃんが吸いやすくなります。それから、毎日、赤ちゃんに乳首を吸ってもらうことも刺激となり陥没乳頭に改善につながることもあります。マッサージをしても乳頭が出てこない場合は乳頭吸引器を利用することで出てくることもありますので、試してみましょう。赤ちゃんがうまく乳首を吸えない場合は、搾乳器で母乳を絞り出して哺乳瓶に入れて飲ませるという方法もあります。

まとめ

遺伝性の陥没乳頭を放置していると、将来の授乳に影響が出ることもありますので、将来に備えて対策や治療はできるだけ早めに行うことが大切です。陥没乳頭のままでも、マッサージをする吸引器を使うなどで乳頭が出てくる場合もありますし、それでもうまくいかない場合でも、搾乳器で母乳を絞り、それを哺乳瓶で飲ませる方法もあります。陥没乳頭でも母乳育児ができないというわけではありませんので、いろいろな工夫をしてみましょう。